Zaif 取引再開は本当に大丈夫なのか?

2019年5月3日

4月23日から「Zaif」「取引を本格的に再開する」というアナウンスが、事業継承したフィスコ仮想通貨取引所から正式に出されています。

Zaifの場合、昨年2月16日に市場で2,100万枚しか出回らないはずのビットコイン10億枚分をゼロ円で販売するという、前代未聞の大廉売をクレジットカード決済のときにしでかして大騒ぎになっています。

その後も100万円周辺の価格だったビットコインを一社だけ62万円をつけるという・・ありえないようなことをしでかした業者がよく金融庁の登録を得られたものだと呆れたものですが、7か月を要してなんとか事業再開にこぎつけたことになります。

今のところ既存の登録ユーザーだけが利用できる状況で、最終的にはフィスコ仮想取引所の口座と統合されることになるようですが、こうした問題を起こした業者が再開するというのは非常に気になるところがあります。

仮想通貨でもっとも危ないのは結局取引所

仮想通貨についてはさまざまなリスクの指摘が絶え間なく行われていますが、結局ユーザーとして市場を眺めてみますと、確かに仮想通貨自体が抱える脆弱性の問題などもあるものの、圧倒的に問題になるのはそれよりもはるかに低次元で問題をおこす取引所にあることがわかります。

こう言っては失礼かも知れませんが、国内の取引業者は世界的に見てもそのレベルは決して高いとは言えず、むしろ海外の業者を利用したほうがよほど安全という状況があるのは非常に残念です。

国内の仮想通貨取引所はあきらかに仮想通貨マーケットの出鼻をくじくことに大きく貢献してしまったのは間違いなく、今のところまだ大きく棄損した信頼を回復するには至っていないのが現状ですし、金融庁の登録制度もほとんど信用が置けないのが実情です。

こうなるとやはり安全性や信頼性、使いやすさという視点で海外を含めた業者を選択することが重要になるわけで、とくに税制上の違いがないことなどを考えますと国内業者にこだわる必要を感じないのが実情です。

私がメインで使っているバイナンスはもちろんのこと新興企業の「Crypto GT」や「Bit MEX」の方がレバレッジも高くゼロカットシステムもあります。国内の業者は一歩も二歩も遅れているように見えて仕方がありません。

今後Zaifとフィスコの取引所がどうなっていくのはは注目したいところですが、今回のリスタートで何が具体的に改善されてどれだけ安全性が増したのかについてもっと細かく説明責任を果たしてほしいと思う次第です。

事業主体が変わってことで恐らく確実に変化し改善したことは間違いないと思われますが、それが可視化されないと迂闊には信じられないのが今の状況ではないでしょうか。